PERMA-Profiler 日本語版

Director, Laboratory of Psychological Science at Kanazawa Institute of Technology:Toru, Shiotani

金沢工業大学心理科学研究所は,PERMA-Profilerの原版の開発者のひとりであるKern博士の助言を受けPERMA-Profiler日本語版を開発しました。 この心理検査はセリグマン博士のWell-beingの多面的なモデルであるPERMAモデルに基づいております。 心理統計的な検討を経て,実用に供することができると考えております。

・対象者
 高校生以上の成人。

・受検の仕方
 この心理検査は23項目で構成されており,それぞれの項目に対して11個の選択肢から該当するものをひとつ選んで回答します。10分以内に回答は終了すると思います。 すべての回答が終了したら,結果が示されます。そこには簡単な解説が記載されていますので,参考にしてください。

・心理検査の結果
 どのような心理検査でもそうですが,結果が確定的であるとは考えないでください。PERMA-Profiler 日本語版でも,一時的な出来事(例えば非常に良いことがあった,あるいは,悪いことがあった等)で結果に変動が出ることがわかっております。 また,ポジティブエクササイズの結果,検査結果が望ましい方向に上昇することもわかっております。あくまでも現在のあなたの幸福に向かう程度のヒントを得ることを目的としてください。
 また,そのような出来事による影響も含めて,さらに詳しい解説を聞きたい人は,有料になりますが,金沢工業大学臨床心理センターをご利用ください。 PERMA-Profilerからだけでなく,専門的な訓練を受けた臨床心理士が,あなたの心理的側面を多面的にアセスメントし,ご自分の資質や取り巻く環境の強みを活かした心理面接を行うことができます。

・データの提供
 今後,PERMA-Profiler日本語版のさまざまな心理統計的な学術的検討を行っていく予定です。そのためには,受検された方のデータを集積していく必要があります。 したがって,PERMA-Profiler日本語版の受検に伴う情報の提供をお願いいたします。個人を特定できる情報を除き,学術的な利用に限定して使用させていただきます。
 情報提供に同意できない場合,受検をすることはできません。なお,「同意する」のボタンを押して検査の受検を始めても,途中で「受検を中止する」ボタンを押して,受検をやめることができます。

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